航空券の手配

前提:航空券の価格は、航空会社・搭乗日・諸条件(キャンセル規定など)によって決定されますが、必ずしも条件良い種類が高いとも限りません。こればかりは、航空券を検索しながら相場観をつかんでいく必要があります。
まず、目的地に就航している航空会社を、ネット代理店最大手のエイビーロードの検索結果から確認します。そこで、安い運賃の航空会社をピックアップして、実際に各航空会社のWebページから正規運賃の席があるかを確認します。エイビーロードに掲載している航空券販売代理店は電話問い合わせのみの場合がほとんどで、毎回電話で空席を確認していると手間がかかります(夜間や休日は受け付けていないところが大多数)。そこで、Webで空席確認できる航空会社のサイトで正規割引運賃の状況を偵察します。
正規割引運賃が満席であれば、エイビーロードに掲載している小規模代理店が確保している格安航空券も満席と判断していいでしょう。その場合は、HIS等の大手代理店が確保している格安航空券を電話で問い合わせます。大手代理店の場合は、事前に大量仕入れをしている場合があります。また、取り扱う券の種類や航空会社も多いので、色んな代替案を調べてもらうことができます。(なにより、土日も営業しています)
主要都市の単純往復であれば格安航空券が最安ですが、マイナーな都市の航空券であれば航空会社が直販する正規割引運賃の方が条件がいい場合が多いです。航空代金は変わらない、もしくは安い。格安航空券の場合は予約後1週間以内に支払いする必要があるが、正規割引運賃では直前まで支払いせずに予約をキープできる場合があります。
例)
マレーシアのコタキナバルに向かう場合、マレーシア航空(クアラルンプール経由)の格安チケットとキャセイパシフィック(香港経由)の正規割引運賃は、オンシーズンであれば値段は変わりません。もちろん、特定日やキャンペーンの影響は別途です。
どちらにしても、小規模代理店が確保できるだけの空席が見込めないようであれば、航空会社もしくは規模の大きい代理店にアプローチするのが無難です。出発日の変更、経由地の変更などを世界地図を見ながら探していきましょう。これぐらいであれば、電話問い合わせも選択肢は2-4社程度しかないため容易です。
また、小規模な代理店でもソニー系列のスカイゲートであれば、多くのチケットがネット上で空席確認できるので、時間もかからず格安航空券を探すことができます。とにかく、格安航空券を探す時の考え方は、負担(時間)を少なく、かつ広範囲で検索をおこなうことです。
これらは、複数都市訪問の場合でも同様に適用できます。エイビーロードをはじめとして大部分のサイトは2都市以上の訪問に対応する格安航空券を検索できます。周遊するためには、ストップオーバー(経由地での途中降機)やオープンジョー(入出国で異なる空港を利用)を駆使して割安に路線を設定することが重要です。しかし、特にストップオーバーなどで予約する飛行機の路線が増えれば席を確保しにくくなるので、就航している航空会社を確認したら、直接連絡するのが時間の節約になります(最安ではないかもしれませんが、周遊の場合は正規割引運賃との差は小さいのが通常です)。
周遊都市の数え方
複数都市まわる時は、以下の2パターンが考えられます。これらは3都市に訪問すると数えますが、都市間の移動のとらえ方が異なります。
 P1:日本 → 都市A → 都市B → 都市C → 日本
 P2:日本 → (都市A) → 都市B (-) 都市C → 日本
     ()はストップ-バーやオープンジョー
P1は各都市間の飛行機移動をするこために用意された、一番わりかやすいタイプの航空券です。P2は、基本的には都市BとCを訪問するために用意された航空券ですが、都市B<->Cの移動は含んでいません。B<->Cはオープンジョー区間であり、自分で移動手段を確保する必要があります。よって、複数都市訪問可能という航空券でも、それがオープンジョーを念頭に置いている場合は、別途移動費用を勘案する必要があります。またP2における都市Aの位置づけは、日本→都市B行きの航空機が都市Aを経由するので、そこでストップオーバーを適用して24時間以上滞在するというもので、あくまで経由地での長期滞在です。利用者からすれば、経由地扱いであれ滞在可能であれば、P1の日本→都市A→都市Bと使い勝手は変わりません。一般的には、P1のチケットよりP2の方が安価ですが、オープンジョー区間の自費移動を考慮するとP1の方が安い場合もあります。
 上記例を日本で言うと
 P1:東京 → 大阪 → 沖縄 → 石垣 → 東京
 P2:東京 → (大阪) → 沖縄 (-) 石垣 → 東京
P1は、各工程を片道切符で購入することと同義になります。国際線では複数都市周遊の価格を提示する航空券が用意されていますが、国内線では東京発→大阪・沖縄・石垣行きでの価格は提示されていないので、各区間の積み上げになります。
P2は、東京→沖縄に大阪経由で向かう場合に、大阪で1泊以上するという考えです。ただし、あくまで経由地なので乗継割引が利用でき、東京→大阪と大阪→沖縄を別途に購入するより安くなります。国際線においても、経由地扱いは大抵は安価な設定になりますが、国内線のようにいつも安いとはいえません。また、沖縄→石垣の移動は、自分で手配する必要があり、夜行フェリーを利用することで旅費を抑えることも可能です。
ストップオーバーが大きな効果を発揮するのは、周遊都市が2国間にまたがるときです。例えば、タイのビーチリゾートで遊んだ後に、地中海でゆっくりする場合は、タイ国際航空の利用がおすすめです。P1の国際線周遊チケットは、同一国/近隣国での都市周遊を想定しており、遠方都市を周遊するには世界一周航空券が必要となります。そのため、代替案として日本<->タイ、タイ<->欧州(国際線は原則、往復購入)の航空券を手配する必要がありますが、別々に手配するとかなりの出費が伴います。しかし、タイ国際航空の日本→欧州路線の航空券を手配し、ストップオーバーでバンコクに滞在するという扱いにすれば、料金相場は日本→欧州線の他航空会社と同水準+αにとどまります。航空会社の立場では、旅行者がバンコクに滞在しても飛行機の利用回数は変わらないため、コストに影響しません。よって、ストップオーバーの料金を高くして利幅を求めるよりも、非常に遠回りとなる日本→バンコク経由→欧州を利用してもらうためのサービスとして位置づけていると思われます。
オープンジョーが大きな効果を発揮するのは、周遊都市が同一国/近隣国であり、現地の交通網が成熟している場合です。例えば、欧州内や米国内では格安航空会社が就航しているので、国際線で使用した航空会社でなくても、安く域内を航空機移動できます。格安航空会社の提示する運賃は日々変動しますが、ある日のレートではマドリッド発パリで26€、ミラノ発バルセロナが46€です。
格安航空会社の予約は、多少の英語が分かればWebから可能ですし、当日は印刷した控えを自動チェックイン機に入力すれば完了です。ただし、預け荷物(機内持ち込み以外)に別料金が必要であったり、席が自由席である場合があるので、注意は必要です。
ヨーロッパの格安航空会社の利用方法は、こちらに詳しい説明があります。


に対応しています。

最後に航空会社へ直接電話。
なんだかんだで、検索のレスポンスが一番早い。

周遊で、ストップオーバーとかオープンジョーを利用する人は、スカイゲート、大手代理店、航空会社に絞って探した方が労力が少なくて済むと思います。
色々な可能性をまとめて問い合わせた方が効率がいいし、なにより座席も最も空席がある確率が高いと思う。
ちなみに、ヨーロッパ周遊ならタイ国際航空がおすすめ。
チケットは安いし、バンコクで遊んでヨーロッパに向かえるので、楽しさ二倍!!

【ホテル手配】
ホテルは、基本的にチェーンにしか泊まらないので詳しくないですが。
検索サイトのオクトパスエクスペディアかな。

【関連情報】 海外旅行基礎の基礎

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