現地滞在時の食費の節約方法(欧州)

海外旅行の醍醐味にレストランめぐりがあります。本場で各国の料理を楽しめることができますが、長期滞在の場合には懐具合も重要になってきます。資金を節約する一番の方法は、地元のスーパーで簡単な具材とドリンクを買い込むことです。特に、ヨーロッパではワインが日本よりも格段に安く手に入るので(1ユーロ未満~)、たまには窓からのヨーロッパの街並みをながめながら、生ハムと一緒に楽しむのもいかがでしょうか。
ここでは、現地の若者が日常的に冷蔵庫に入っている食材で夕食を済まそうと思った場合の事例を紹介します。
ハム・サラミ・フランスパン・チーズ・ワインが基本です。ハムもサラミも塊で冷蔵庫に入っており、ナイフで切りながら食べます。なにも調理せずに、これらの食材だけで夕食が終了である場合もあります。さらに魚の缶詰が追加してもいいでしょう。
生鮮食材があればパスタもおすすめです。チーズを使ったカルボナーラや、トマトの缶詰がある場合はトマト系のパスタになる場合モアあります。
メインディッシュが用意できるのであれば、先にパン・ハム・チーズなどで小腹を満たし、その後のメインディッシュに備えます。レストランで出される肉や魚料理といった豪勢なメニューでなくとも、豆と鶏肉とソーセージの煮物といった簡素なメインディッシュもあります。

荷造り(パッキング)

■ボストンバッグVSスーツケース
旅行スタイルが1都市滞在の場合や現地移動がレンタカーの場合は、大きさや重量の負担を考えなくていいのでスーツケースがおすすめです。中身が堅い素材で守られるので、壊れ物をお土産で買っても安心ですし、日本国内の移動も車輪があるので疲れません。また、今回の話とは離れますがツアーの場合もスーツケースが便利です。
複数の都市を公共交通を使用して移動する場合は、ボストンバッグの方が便利です。もちろん、多くは収納できません。しかし、移動中も自分の膝上に荷物をおいておけるので、盗難に遭うリスクが軽減されます。また、駅の乗り降りを頻繁におこなうとキャリーは面倒ですし、急いでいるときに走れるのは断然ボストンバッグです。筆者の経験では、欧州を1ヶ月かけてまわったときも、国内3泊程度の容量のボストンバッグで不自由なく回れました。そこまで大きくないので、セミフォーマルな雰囲気の場所に持ち込んでも違和感を感じさせません。スーツケースの場合は、旅行者と言うよりも観光客として周りから扱われます。
荷造りに関しては、TYLER BRULEがニューヨークタイムズで持論を展開しています。この人は、世界中を飛び回っているのでスーツケースを嫌っていますが、滞在型が主流の観光旅行には当てはめにくいです。
TYLER BRULEのパッキング10箇条
1. チェックインでは機内持ち込みの手荷物のみ
2. 旅行中に新設にしてもらうには、良質のバックを1つもって動くことが必要(少なくともヨーロッパでは)
3. ホテルのランドリーサービスを利用すれば、3カ月の旅行でも3泊と同様
4. ロゴが無く控えめな格好が、とくに危険地域では重要
5. 買い物や機内のグッズ(機内誌、化粧品類キット、スリッパ)に備えて折りたたみのトートバッグを用意
6. ポーター、エルベ・シャプリエ、グローブトロッター、Coperto、Valextraのバッグは最高
7. サファリジャケットはどんな天候や状況でも活躍するので検討の価値あり
8. ピーターギーソンのニットウェアーはオールシーズン対応可能なので必需品
9. シャツはクリーニングに出すときにタタミにすれば、荷造りはあっというま
10. ナイロン製のインナーケースは、スモールパッキングの肝
■日本の携帯AV機器を海外で利用する
日本で一般に使用されているAV機器(携帯電話、携帯ゲーム機やi-Pod・ウォークマン等)はUSB経由で充電することができます。ノート型PCの電源は世界中の電圧に対応していますので、各国のプラグに変換するだけで変圧器は必要ありません。よって、USBからの電源供給であればノートPC経由で世界中どこでも充電が可能です。
もちろん、ノートPCでなくても、世界中の電圧に対応したUSB機の充電器(ACアダプター)が販売されています。また、ウォークマンやi-Podなどの純正充電器も世界中対応です。AV機器をたくさん所有する人は、「Q UELLE」のようなUSB端子が2つ用意されている充電器も市販されてます。
ACアダプターにAC100-240Vという表記があれば世界中でつかえます。
これまでの話は、世界中の電圧の違いに対応するための方策でした。もう1つ考慮する必要があるのが、コンセントプラグの形状です。日本では細なが長方形が2本ならんでいますが、これは北米の規格と同一である一方、欧州では長方形ではなく丸形です。丸形に長方形のプラグを挿入することは物理的に不可能なので変換する必要があります。変換器の代表としては、ゴーコンW(RW40C)という製品があります。これは、世界各国で購入した家電を、特定の国のプラグ形状に変換するための機器です。廉価版のゴーコンという製品もありますが、こちらは日本のプラグ形状を世界の特定国のプラグに変換するものです。

スペインのレンタカー体験2

前回は、レンタカーを借りる作業を紹介したので、今回は運転についてです。

【車種】シトロエン C3 マニュアルミッション

今回は、2人で周ったので小型車を借りました。
ヨーロッパのレンタカーは、安い車種だとマニュアルがほとんどなので、日本免許がAT限定の人は予約時に確認しましょう。
MTを運転できる免許はあるけど、教習所以来運転していない方は、今回の体験から思ったよりも体が操作方法を覚えていることが分かりましたので、挑戦してみましょう。
スペインの街中は坂道が多いため、坂発進のクラッチ操作が鍛えられます。
途中で何度もエンストしましたが、後ろの車はおとなしく待ってくれました。
車で都市間を移動することを考えている場合には、ある程度のエンジンを積んだ車がいいと思います。
シトロエンC3は、1.6リットルらしいのですが、標準的な男2人+荷物で高速は120キロ巡航がぎりぎりです。
スペインの高速はみんな飛ばしますし、空いているので、2リットルぐらいで140キロ巡航するのが楽です。トンネルが無いため勾配が激しいのが日本とは違います。
以下、運転方法や道路について記述しています。

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海外ドライブ体験記(スペイン)

スペインのアンダルシア地方の都市を回るためにレンタカーを借りることにしました。
最安で周遊するにはバスが有効ですが、限られた時間内で多くの都市を訪問することは困難ですので、時間配分が自分の自由になるレンタカーがお勧めです。
■コース
セビーリャ→コルドバ→グラナダ→カサレス・アルヘンシス→へレス
■予約~ピックアップ~返却
【予約】
事前調査から、レンタカー会社はマイルは貯まらないが料金が安いイージー・カー(Easy Car)をオンラインで事前に予約しました。クレジットカード決済もできるの簡単です。
【ピックアップ】
イージーカーは英国が本拠地なので、スペインではAtesaという代理店が取り扱っているようです。セビーリャ空港では、Alamoレンタカーのカウンターで手続きができます。
当日は、クレジットカードで100ユーロのデポジットを預ければ、あとは簡単な説明だけです。後々のために、返却方法の説明を求めましょう。
鍵、車検証、パーキング場所の番号をもらったら、駐車場に一人で向かいます。日本のように一緒に車の状態をチェックすることはないそうです。
新車でしたので傷もなくそのまま出発しましたが、契約書類に記載されていない大きな傷があればカウンターに確認を求めましょう。なお、当日は予定より1時間遅刻してしまいましたが、事前に連絡入れると快く対応して頂きました。
【返却】
ガソリンは満タン返しとなります。レギュラー(オクタン価95)とハイオク(オクタン価99)が一般的なラインナップですが、レギュラーで十分です。(店によっては、エタノール混合ガソリンを扱っているケースもあるようです)
返却はへレス空港で行いましたが、へレス空港にはAtesaやAlamoという看板を掲げるレンタカーカウンターはありません。最初はカウンターが無いため返却方法が分かりませんでしたが、現地の人からのアドバイスに従って変わった返却方法を知ることができました。まず、空港の駐車場に止まっているAtesaのバンを見つけて、その周辺に車を停車します。バンは、窓が少しあいているのでそこに鍵を投げ込めば完了です。
※バンはレンタカー専用駐車場ではなく通常の通常の駐車場に停車してあります
■運転の注意点
【車種】シトロエン C3 マニュアルミッション
今回は、2人で周ったので小型車を借りました。ヨーロッパのレンタカーは、安い車種はマニュアルが大部分ですので、日本免許がAT限定の人は予約時に確認しましょう。
MT免許はあるけど、教習所以来運転していない方は、挑戦してみましょう。筆者の体験では、教習場での操作方法を体が覚えていました。特に、スペインの街中は坂道が多いため、坂発進のクラッチ操作が鍛えられます。途中で何度もエンストしましたが、後ろの車はきちんと待ってくれます。
車で都市間を移動することを考えると、ある程度のエンジンを求める方が運転が楽です。シトロエンC3(1.6リットル)では、標準的な男2人と荷物が加わると高速道路での120キロ巡航がぎりぎりです。スペインの高速はみんな飛ばしますし、空いているので、2リットルのエンジンで140キロ巡航をしてきたいです。ただし、トンネルが無いため、景色はいいものの勾配が激しいので、日本とは違います。
以下、運転方法や道路について記述しています。
シトロエンC3は無難に運転しやすく、マニュアルだからこそトルクがほしいときはシフトダウンで対応できます。ただし、3人以上ではパワー不足です。
スペインには2種類の高速があり、有料と無料で分かれています。有料と無料のルートが近接している場合は、たいてい街中を通る道が無料なので、信号やロータリーでの減速を余儀なくされます。有料の道路は今回使用していませんが、日本の高速と同様ではないかと推測されます。高速道路の運転スタイルは、みな追い越してもすぐに走行車線に戻ってくる堅実な運転なので、飛ばさない人でも安心です。
一方、街中の道では、感情豊かなスペイン人の運転に遭遇できます。青信号になったらすぐに発進しないとプレッシャーを感じますし、クラクションは挨拶代わりに鳴らされます。よって、無視するぐらいの気持ちで運転してまったく問題ありません。ヨーロッパで運転する場合の難点に、ロータリー式の交差点が挙げられますが、実際には初心者の運転を楽にしてくれます。進入前に一時停止をする必要があるため、ゆっくり落ち着いて進入できます(交通規則として、ロータリーの中の車に優先権があるので、進入する車は待つ必要がある)。また、観光客にとっては簡単にUターンできるので、道を間違ってもすぐに戻ってこれます。
スペインの交差点は、交差している通り名の表記がないので、街中のナビには苦労します。今回は、PSPのソフトMapThis!を利用して、Google Mapsのアンダルシア地方の地図を取り込んでナビに利用しました。縮尺が自由に変更できるため、幹線道路地図から街中の住宅地図まで対応でき、高速のIC番号も記載されていますため、紙の地図より利便性が非常に高いです。
街中でのナビは、道路の通り名を指示することが難しいので、現在位置から道の形状や川の位置を頼りにしながら、ドライバーに指示を出していきます(具体的には「次に、緩やかな右カーブを抜けたら左折へ」というイメージです)。
街中の人も親切で、みんな熱心に教えてくれますが、2回ほど道端の人に聞いて返ってきたのはスペイン語の回答でした。

航空券の手配

前提:航空券の価格は、航空会社・搭乗日・諸条件(キャンセル規定など)によって決定されますが、必ずしも条件良い種類が高いとも限りません。こればかりは、航空券を検索しながら相場観をつかんでいく必要があります。
まず、目的地に就航している航空会社を、ネット代理店最大手のエイビーロードの検索結果から確認します。そこで、安い運賃の航空会社をピックアップして、実際に各航空会社のWebページから正規運賃の席があるかを確認します。エイビーロードに掲載している航空券販売代理店は電話問い合わせのみの場合がほとんどで、毎回電話で空席を確認していると手間がかかります(夜間や休日は受け付けていないところが大多数)。そこで、Webで空席確認できる航空会社のサイトで正規割引運賃の状況を偵察します。
正規割引運賃が満席であれば、エイビーロードに掲載している小規模代理店が確保している格安航空券も満席と判断していいでしょう。その場合は、HIS等の大手代理店が確保している格安航空券を電話で問い合わせます。大手代理店の場合は、事前に大量仕入れをしている場合があります。また、取り扱う券の種類や航空会社も多いので、色んな代替案を調べてもらうことができます。(なにより、土日も営業しています)
主要都市の単純往復であれば格安航空券が最安ですが、マイナーな都市の航空券であれば航空会社が直販する正規割引運賃の方が条件がいい場合が多いです。航空代金は変わらない、もしくは安い。格安航空券の場合は予約後1週間以内に支払いする必要があるが、正規割引運賃では直前まで支払いせずに予約をキープできる場合があります。
例)
マレーシアのコタキナバルに向かう場合、マレーシア航空(クアラルンプール経由)の格安チケットとキャセイパシフィック(香港経由)の正規割引運賃は、オンシーズンであれば値段は変わりません。もちろん、特定日やキャンペーンの影響は別途です。
どちらにしても、小規模代理店が確保できるだけの空席が見込めないようであれば、航空会社もしくは規模の大きい代理店にアプローチするのが無難です。出発日の変更、経由地の変更などを世界地図を見ながら探していきましょう。これぐらいであれば、電話問い合わせも選択肢は2-4社程度しかないため容易です。
また、小規模な代理店でもソニー系列のスカイゲートであれば、多くのチケットがネット上で空席確認できるので、時間もかからず格安航空券を探すことができます。とにかく、格安航空券を探す時の考え方は、負担(時間)を少なく、かつ広範囲で検索をおこなうことです。
これらは、複数都市訪問の場合でも同様に適用できます。エイビーロードをはじめとして大部分のサイトは2都市以上の訪問に対応する格安航空券を検索できます。周遊するためには、ストップオーバー(経由地での途中降機)やオープンジョー(入出国で異なる空港を利用)を駆使して割安に路線を設定することが重要です。しかし、特にストップオーバーなどで予約する飛行機の路線が増えれば席を確保しにくくなるので、就航している航空会社を確認したら、直接連絡するのが時間の節約になります(最安ではないかもしれませんが、周遊の場合は正規割引運賃との差は小さいのが通常です)。
周遊都市の数え方
複数都市まわる時は、以下の2パターンが考えられます。これらは3都市に訪問すると数えますが、都市間の移動のとらえ方が異なります。
 P1:日本 → 都市A → 都市B → 都市C → 日本
 P2:日本 → (都市A) → 都市B (-) 都市C → 日本
     ()はストップ-バーやオープンジョー
P1は各都市間の飛行機移動をするこために用意された、一番わりかやすいタイプの航空券です。P2は、基本的には都市BとCを訪問するために用意された航空券ですが、都市B< ->Cの移動は含んでいません。B< ->Cはオープンジョー区間であり、自分で移動手段を確保する必要があります。よって、複数都市訪問可能という航空券でも、それがオープンジョーを念頭に置いている場合は、別途移動費用を勘案する必要があります。またP2における都市Aの位置づけは、日本→都市B行きの航空機が都市Aを経由するので、そこでストップオーバーを適用して24時間以上滞在するというもので、あくまで経由地での長期滞在です。利用者からすれば、経由地扱いであれ滞在可能であれば、P1の日本→都市A→都市Bと使い勝手は変わりません。一般的には、P1のチケットよりP2の方が安価ですが、オープンジョー区間の自費移動を考慮するとP1の方が安い場合もあります。
 上記例を日本で言うと
 P1:東京 → 大阪 → 沖縄 → 石垣 → 東京
 P2:東京 → (大阪) → 沖縄 (-) 石垣 → 東京
P1は、各工程を片道切符で購入することと同義になります。国際線では複数都市周遊の価格を提示する航空券が用意されていますが、国内線では東京発→大阪・沖縄・石垣行きでの価格は提示されていないので、各区間の積み上げになります。
P2は、東京→沖縄に大阪経由で向かう場合に、大阪で1泊以上するという考えです。ただし、あくまで経由地なので乗継割引が利用でき、東京→大阪と大阪→沖縄を別途に購入するより安くなります。国際線においても、経由地扱いは大抵は安価な設定になりますが、国内線のようにいつも安いとはいえません。また、沖縄→石垣の移動は、自分で手配する必要があり、夜行フェリーを利用することで旅費を抑えることも可能です。
ストップオーバーが大きな効果を発揮するのは、周遊都市が2国間にまたがるときです。例えば、タイのビーチリゾートで遊んだ後に、地中海でゆっくりする場合は、タイ国際航空の利用がおすすめです。P1の国際線周遊チケットは、同一国/近隣国での都市周遊を想定しており、遠方都市を周遊するには世界一周航空券が必要となります。そのため、代替案として日本< ->タイ、タイ< ->欧州(国際線は原則、往復購入)の航空券を手配する必要がありますが、別々に手配するとかなりの出費が伴います。しかし、タイ国際航空の日本→欧州路線の航空券を手配し、ストップオーバーでバンコクに滞在するという扱いにすれば、料金相場は日本→欧州線の他航空会社と同水準+αにとどまります。航空会社の立場では、旅行者がバンコクに滞在しても飛行機の利用回数は変わらないため、コストに影響しません。よって、ストップオーバーの料金を高くして利幅を求めるよりも、非常に遠回りとなる日本→バンコク経由→欧州を利用してもらうためのサービスとして位置づけていると思われます。
オープンジョーが大きな効果を発揮するのは、周遊都市が同一国/近隣国であり、現地の交通網が成熟している場合です。例えば、欧州内や米国内では格安航空会社が就航しているので、国際線で使用した航空会社でなくても、安く域内を航空機移動できます。格安航空会社の提示する運賃は日々変動しますが、ある日のレートではマドリッド発パリで26€、ミラノ発バルセロナが46€です。
格安航空会社の予約は、多少の英語が分かればWebから可能ですし、当日は印刷した控えを自動チェックイン機に入力すれば完了です。ただし、預け荷物(機内持ち込み以外)に別料金が必要であったり、席が自由席である場合があるので、注意は必要です。
ヨーロッパの格安航空会社の利用方法は、こちらに詳しい説明があります。

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